MMD研究所とインテルセキュリティは、921人の高校生を対象として8月26日~31日に実施した「高校生のスマートフォン利用実態調査」と、102人の高校生を対象とした「高校生のスマートフォンホーム画面分析調査」の調査結果を発表しました。携帯電話端末は96.8%、うちスマートフォンは93.0%が保有していて、2014年調査との比較では13.5ポイント増えています。スマートフォンでは、「LINE(92.1%)」「検索(88.8%)」「音楽を聴く(77.7%)」などに使っている高校生が多いのですが、「勉強で活用(38.5%)」している高校生も一定の割合で存在しています。校則については、「授業中の使用禁止(61.6%)」「構内での使用禁止(37.4%)」「学校への持ち込み禁止(12.6%)」など、スマートフォン・携帯電話に関する校則が「ある(85.6%)」場合が大半で、「LINEの禁止」「SNSへの校内画像アップ禁止」など、SNSに関する校則も一部高校で存在しています。SNSやインターネットにおける個人情報の取り扱いについては、「SNS上への個人情報掲載にはリスクがある」に、「そう思う」「ややそう思う」と回答した高校生は合わせて89.3%だった一方で、「自分の写真や動画(59.3%)」や「自分のニックネーム(56.6%)」「友達や恋人の写真や動画(41.1%)」など、8割の高校生が、SNSや掲示板へ個人情報を掲載した経験がありました。